トイレトレーニングで注意したいこと
☆ 失敗しても叱らない、自尊心を傷つけない
トイレトレーニングは簡単には終わりません。しかし、早くオムツを卒業させたい!という
保護者の強い気持ちが子どもにプレッシャーを与えることになり、逆効果につながります。
「なんでできないの!」「何度言えば分かるの!」などの強い叱責や、
「トイレでうんちできないなんて赤ちゃんみたいだね」「オムツでうんちして恥ずかしいね」など、子どもの自尊心を傷つけることは絶対に言ってはいけません。
☆ たくさん褒める
オムツで便をしても伝えられることができたら褒める。便がでなくても座ることができたら褒める。
トイレに座って便がでたら、「すごいね!」「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だね!」「頑張ったね!」など、たくさん褒めましょう。たくさん褒められると、「次もチャレンジしよう」という自信とやる気につながります。
◎トイレトレーニングを延期した方がいい場合◎
子どもは環境の変化に敏感です。
弟や妹が生まれる
新しい家に引っ越した
保育園・幼稚園に入園・進級したばかり
など、環境が変わる前後のトレーニングは欲求不満やストレスが溜まり、うまくいかない
可能性が高いので避けた方がいいでしょう。
また、トレーニングを始める時期はイヤイヤ期と重なってくることが多いです。子どもがトレーニングを嫌がる時は無理に進めず、子どもの状況・状態をみて、落ち着いてから始めても良いでしょう。
トイレで排便ができないのは、この時期の子どもにとっては普通のことです。
今までずっとオムツの中でしていたのに、急にトイレに座って便を出す、という切り替えは子どもにとってはとても難しいことです。親は早くトイレでして欲しいと焦ってしまいます。周囲の友達ができていると余計に焦ります。しかし、急かすのは逆効果です。
トイレトレーニングは子ども自身がトイレで出したいと思うようになることが理想的です。
トイレで出来なくても叱らない。たくさん褒めて伸ばす!
これが一番大事なことです。
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