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季節のものシリーズ:冬④感染性胃腸炎(ウィルス性腸炎)


冬に流行する感染性胃腸炎は、ウイルスなどが原因となって発症する胃腸炎です。 よく知られているウィルスとして、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス等があります。どのウィルスにかかっても、気をつけて欲しいことや治療は同じです。

症状は、下痢、嘔吐、悪心、腹痛、発熱など。

冬に流行る感染性胃腸炎は、ほとんどが経口感染です。ウイルスが大量に含まれる糞便や吐物から人の手などを介して移ります。

ロタウイルスを原因とする場合は、便が白色になることもあります。水のような下痢や、血便となる場合もあります。血便の場合は、便を持って、ご受診ください。

症状が重い場合、脱水を起こしていないか??このまま経過を見ることができるか?の判断が重要になります。水分がどれくらい摂れているか?おしっこがいつも通り出ているか?など、ご家庭でも気をつけてみてください!!

かかってしまったら・・・

水分と栄養の補給が大切です。

ウイルスを原因とする感染性胃腸炎への特別なお薬はなく、吐き気を止めたり、水分を補給しながら体の回復を待ちます。 乳幼児は嘔吐や下痢により、脱水症状をおこしやすいので早めに病院を受診することも大切です。 嘔吐の症状がおさまったら、少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。 下痢止めは、おなかの動きを抑え、原因となるウィルスをお腹に留めてしまい、病気の回復を遅らせることがあります。整腸作用のお薬で食事療法と合わせながら様子をみていきます。

予防のために・・・

・大切なのは手を洗うことです。特に排便後、また調理や食事の前には石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

・便や吐物を処理する時は、要注意!! 使い捨て手袋、マスクも活用し、処理後は石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

・嘔吐した場所は消毒が必要です。次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイターやブリーチなどの塩素系漂白剤)を使用し、消毒するようにしましょう。

【参考】 ペットボトルを使用した希釈方法   (500mlのペットボトルのキャップ(ふた)は約5mlの容量です。) 原液が5%の消毒剤を希釈する場合、 ペットボトル1杯(500ml)の水に、

キャップ2杯(約10ml)の消毒剤原液を加えれば、吐いた床用の消毒液ができます。

キャップ半分弱(約2ml)の消毒剤原液を加えれば、ドアノブやおもちゃなど、直接触れるところの消毒液になります。

(注)消毒液の入ったペットボトルは、誤って飲むことがないないように、消毒液であることをはっきりと表示して子どもの手の届かない場所で保管してください。

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