蚊が飛び交う季節が近づいていますね。
この季節に接種が増える、
日本脳炎ワクチン。
当院では、日本脳炎ワクチンは
生後6ヶ月からの接種
をお勧めしています。
☆理由は、
①熊本は日本脳炎ウィルスを保有する豚が多い。(保有率50%以上。)
②罹患者の報告数は、年間2名程度。多い年は9名の報告があり、熊本の方も数件
含まれる。(2006年の3件がピークで、ここ数年は1~2件。2015年は0件。)
③罹患年齢をみると、65歳以上の高齢者か学童幼児である。(2015年千葉県での発症は1歳未満児。)
そして・・・小児科学会のホームページ上に、
日本脳炎流行地域に渡航・滞在する小児、最近日本脳炎患者が発生した地域・
ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域に居住する小児に対しては、生後6か月から日本脳炎ワクチンの接種を開始することが推奨されます。
と載りました。
どの年齢で始めても、初年度2回、翌年1回の規定の回数を接種することが大切です。生後6ヶ月の方も公費接種の対象となります。
当院は日本小児科学会の指針に沿い、案内しております。
ご不明な点、ご質問などありましたら、お声かけください。
下記も参考にされてください!!
日本小児科学会、日本脳炎の記事はこちら
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