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今、子どもたちに大切なこと

  • 執筆者の写真: すえふじ小児科
    すえふじ小児科
  • 2016年6月28日
  • 読了時間: 2分

最近、「いつもと違う」とお子さんの様子を心配されるお話を聞きます。

PTSD。

今回の地震で身近に感じられている方も多いのではないでしょうか?

PTSDとは、『大きなストレスが心のダメージとなり時間がたっても残っていること』を言います。

年齢・性別に関係なく誰にでも起こり得るものです。

そして、同じ体験をしても感じ方には個人差があります。

様々な症状を訴えるお子さんを目の前にすると、保護者の方も戸惑い、

不安になられるかもしれません。

でも大丈夫!子どもも十分に乗り越える力を持っています!!

回復の過程にも個人差がありますが、どの子にも大切なのは、

不安を軽くすること!!

いつもより少し意識してスキンシップや会話をする時間を増やしましょう!

子どもたちにとっては家族のふれあいが一番の安心材料!!

ギュッと抱っこするだけでお互いに体の力が抜けて心は元気になっていきます。

忘れたころにやってくる余震。心していても急な揺れに体はこわばります。

自然はどうすることもできず、「絶対ゆれないから大丈夫!」という

安心を与えることはできません。

理解ができる子どもには、

もし揺れたらテーブルの下に入ろう!長く続くときは車に乗るよ!と、

万全の策とはいえなくても『このときはこうするんだ!』

対策があることで安心できる子もいます。

『お父さんお母さんが必ず守るよ!』ということも是非伝えて欲しいです。

子どもはエネルギーに満ちています。

本来持つ力を信じて今は少しだけいつも以上の心配りを。

安心満タン!になるまでゆっくりとお子さんに向き合っていきましょう。

安心する気持ちが満ちてきたら、元気いっぱいな毎日がやってきます。

時間が必要なこともありますが、1日でも早くその日を迎えることができるよう、

なるべく保護者の方の心配にもお答えしたいと思っています。

ゆっくり相談したいことは遠慮なくスタッフまでお伝えください。

過去のブログも参考になれば幸いです。

子どもにもわかりやすい絵本もダウンロードできます。

子どもの心のケアのために

やっぱりおうちがいいな  (最終ページ引用) 熊本市 子ども発達支援センター 木村重美、細郷幸美 作 川嶋久美 絵   

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すえふじ医院 小児科
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