以前の育児相談会での質問。「アレルギー」について。
お兄ちゃんが離乳食をスタートして間もなく小麦アレルギーで全身の湿疹がでて、卵も控えたというお母さん。2番目のこの子はどうなの??とご心配。
ご両親がアレルギー体質を持っていらっしゃれば、その要因を引き継いでいる可能性はある。でも、遺伝素因(なりやすさ)はあっても、それを発現(症状になる)するには、環境の要因なども絡み合い、どう出てくるのかはわかりません。
お兄ちゃんが小麦アレルギーだからこの子もそうなのかはわからないのです。
その子自身を見せていただくと、アトピーの人が傷めやすい肘の内側、膝裏などの関節部も綺麗。風邪は引いてもゼイゼイのエピソードも今のところない。
お母さんも結局は食べれるかどうかが肝心!ということはよくご理解頂いていたので、「一般的な注意で良いですよ」とお話しました。
一般的な注意とは…。
離乳食のスタート時期は5ヶ月頃を目安に、体格、食への興味、唾液の分泌量などを観察しスタートする。
食べやすいものから順番に!
初めて食べるものは平日の午前中に、もし何かあったときに病院へ行けるように。
初めてのものはその日1種類に。何かあった時に何が影響したのか、目星がつくようにしてもらっています。
基本的にはアレルギーがあっても少しずつ食べれるようになることを目指します。
今回質問していただいた子のお兄ちゃんも2歳半になり、今は制限なく何でも食べれるようになっているというエピソードをお話くださいました。
一度体験された方は「そうだよね!!」と納得も早い!
でもほとんどは初めてずくしの子育て。
色々と情報を交換できる機会を大切に、自分では未経験のことも知識として増やしていただく機会となると良いな~と思います。
心配は最小に、すえふじ医院を頼って頂けるように、私たちも頑張ります。
DI薬局さんが主催される子育て応援会にも出かけております。
お子さんに遊んでもらいながら、ママがくつろぐ時間も大切にされています。
どうぞお越しください!!