• すえふじ小児科

ステロイド軟こう


小児科でよくみるお肌のトラブル。乳児湿疹、アトピー性皮膚炎。

第一段階で大切なのはスキンケア。

石鹸をしっかり泡立て、刺激をせずに綺麗に洗浄すること。

刺激やアレルギーになる原因を肌の表面から取り除きます。

しっかり洗浄した後は、なるべく早くたっぷり保湿をすること。

入浴後は15分以内に塗ってほしい!

時間が経ってしまうと角質層は乾燥が進んでしまいます。潤いのある間に保湿剤でカバーすることが大切です。

保湿剤を使ってもゴワゴワお肌、炎症が起きるとき、改善しないときはステロイド軟膏の出番となります。

ステロイドというと、「あまり使いたくない!」「使うの怖い!」というお声も聞きます。

どういうときに必要なのか??

まず、ステロイド薬は炎症を抑えてくれます。

アレルギーなど急な反応が起きたときの救世主となります。

重度の喘息発作や蕁麻疹の時は点滴でステロイド剤をつかいます。

膠原病など、長期的にしっかりと内服や点滴でステロイド治療が必要な病気もあります。

何が怖いのか??

常に使い続け、内服や点滴などで全身的にたくさんの量が必要な病気は副作用にもかなり配慮が必要です。食欲が増す、ムーンフェイス、多毛、などホルモンが変わることで起こり得る反応や、高血圧、高脂血症、骨粗しょう症、白内障などにつながることもあります。

子どもにおこりやすいと言われるステロイド外用の副作用は、皮膚の萎縮、多毛、毛細血管拡張など。これらは大量に長期連用した場合であり、通常の当院の診療で処方する軟膏ではおこりません。

逆にステロイドを嫌がるあまり肌が荒れた状態を放置すると痒みを感じやすく、触ること、掻くことで症状が悪化し、菌がつけば膿痂疹(とびひ)となることもあります。刺激を受け続けたまま長期放置することでの色素沈着、皮膚の萎縮もおこり得ます。

当院では、お子さんがストレスを感じることなく過せる状況か、一番軽い薬剤で乗りきる為にはいつ開始したら良いか、タイミングを見極めて処方しています。

お薬はプラス面とマイナス面のバランスを見ることが大切ですね。

正しい知識を持ってそのときの状態で必要な使用量を使っていきましょう!!

#病気 #スタッフブログ

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