先日、子どもの睡眠(睡眠リズムと発達について)の講演会に行ってきました。
講演の中に、「乳幼児期の夜更かし」の問題がありました。
1 夜遅くに帰宅する家族に合わせた生活
☆寝ている子どもを起こして遊んだり、遅い時間の外食など、子どもが夜遅くに寝ることは生活リズムを形成する邪魔になってしまいます。
2 スマホで動画などを見る子どもたち
☆夕方以降のスマホの光は体内時計を狂わせ、夜、なかなか寝付けなくなります。
睡眠不足は休日にまとめて寝たり、昼寝でカバーできるものではありません!
良い睡眠とは、睡眠をとっていれば良い、というものではありません。
☆3つがそろって良い睡眠☆
1.寝る時間帯
2.眠りの持続時間(途中起きずに持続して朝まで寝ることができる。)
3.眠りのリズム(毎日寝る時間・起きる時間がある程度決まっている)
脳は寝ている間に発達します。
体内時計が狂うと、最初は日中に眠気や疲労感がある程度ですが、
徐々に意欲低下・記憶、学習力低下・免疫力の低下などの症状が出てきてしまいます。
また、将来的には不登校・ひきこもり・肥満につながってしまうこともあります。
体内時計が狂ってしまってから、それを治すのは子どもにとっても、そして家族にとっても、とても大変です。
お仕事やご家庭の事情などもあるかと思いますが、子どもはできるだけ早く
寝かせましょう!平日の夜は早く寝て、休日にゆっくり遊んであげてください。
夕方以降にスマホの動画などを見せるのはやめましょう。
小学校入学までが体内時計を形成するのに大切な時期です。
間違ったリズムが固定する前に修正しましょう!!