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執筆者の写真すえふじ小児科

離乳食の進め方 ③離乳後期


離乳中期(モグモグ期)の食事食事に慣れてきたら、次は離乳後期(カミカミ期)です。

目安ととしては9~11か月頃になります。

♦こんな様子が見られたら離乳後期に進みましょう♦

・柔らかいものを舌と上あごでつぶして飲み込めるようになってきた。

・口角を交互にモグモグと動かすようになってきた。

♦離乳後期(9~11ヶ月頃)唇・舌の発達

  口角を左右交互に噛む方向にギュッと締めて動かせる

  左右にも動かせ、食べ物をかむために左右の歯茎の方に送れる。

  早い子は上下4本ずつ生えそろう時期 (個人差あり)

♦食べやすいかたさと食べさせ方

すこしの力を入れてつまむとつぶせる、バナナくらいの固さが目安。

5㎜くらいの大きさから始めます。慣れたら7mmくらいまで粗くしても大丈夫です。

自分で食べ物を手でつかんで口に運び、前歯でかじり。舌でつぶせないものは左右の歯茎で噛んで食べるようになります。

回数は3回。朝・昼・夕で食べるようになるので、みんなと一緒に食べる楽しさを伝えるためにも、可能であれば家族と同じ時間に一緒に食べるのも大切です。

手づかみで食べることは、お母さんのお片づけは大変かもしれませんが、手でつかみ口に運ぶことは脳の発達や感覚機能、運動機能の発達にとても大切です。

手づかみでは充分にまだ食べることはできませんので、手づかみさせつつ、スプーンで介助しましょう。

◎初めての食材は1日1食材。一口からはじめましょう。

 小児科があいている、平日の午前中に摂取されるのをおススメします◎

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