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  • 執筆者の写真すえふじ小児科

プール熱(咽頭結膜熱)

更新日:2021年6月25日


『夏かぜ』の1つ、プール熱(咽頭結膜熱)についてお伝えします!

☆特徴は、

39~40℃の高熱が4~5日続き、喉の痛みが強く目も赤くなります。目やにが出て、喉も赤く腫れ、咳や鼻水、下痢、首のリンパ節の腫れなどの症状が出ることもあります。更に頭痛・はき気・腹痛・下痢を伴うこともあります。夏にプールを介して学童の間に流行したことから「プール熱」の名がありますが、プールに入らなくてもうつります。

☆原因

アデノウイルスによる感染です。5~7日の潜伏期間があります。

☆対処の方法は?

他の夏かぜと同じで、病気そのものを治すお薬はありません。

グッタリ感が強い、水分摂取量も少ないなどある時は、解熱剤で病気が治るわけではありませんが、高熱から1℃下がるだけでも体は楽になり、「水分がとれやすくなった」「熟睡できる」など、スムーズに回復するためのサポートをしてくれます。 

1週間ほどで治りますが、ウイルスが完全に排出されるのはそれから数週間要すると言われます。通園通学の時期は医師に相談しましょう。

☆家庭で気をつけること

熱が高い時は食欲がないのは仕方ありませんが、喉にいいやさしいメニューにし水分を十分にとってください。

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