先月、熊本市商工会議所の企画で、下町ロケットの植松努さんの講演を聴く機会がありました。
植松さんは北海道赤平という田舎町の植松電機の社長さん。そして小さいころからの夢だった宇宙開発事業をされている方。
いつも子どもたちに、夢と希望をあきらめずに好きなことに向かう大切さを話してくれます。植松さんがお母さんから教えてもらったこの「思うは招く」ということ。
テストの点数なんかであきらめなくていい。
大好きなことこそが人生のパワーになるとおっしゃいます。
がんばれない人、できることしかしない人、考えない人が増えている。
これからは考える人が必要になる時代です。
植松さんは子どものころ「潜水艦やロケットをつくりたい!」と自分の夢を話したとき「東大に入らないと無理だ!」「とんでもなくお金がかかるんだ。お前なんかにできっこない」と言われ、「どうせ無理」と否定されたそうです。
でも好きなことを止めずに学び続けられたのはお母さん、お爺ちゃんお婆ちゃんのお陰だそう。お母さんは教えます。「思うは招く」という言葉。
お爺ちゃんお婆ちゃんは教えます。
「知識は誰にも奪われない。大切な財産になるよ。本をたくさん読みなさい。」
「お前は賢いな~!」と、褒められ頭をなでてもらい、植松さんの力を信じて励まし続けてくれたそう。
そんな応援団に支えられ「好きなことを工夫して続けて」「たくさんの本を読んで」なかまをふやし、ちからをふやし、可能性をふやした結果、下町の工場で本当にロケットを造ることができたのです!!
テストの点数よりも「大好きだという思いを持ち続けることが人生のパワーになる」と、ご自分の経験から話されます。
昨今、できることしかしない人、考えずに人に言われるままに動く人が増えていると言われていますが植松さんは逆のタイプ。
やったことがないことをやりたがる人、あきらめない人、くふうする人!ですよね。
「どうせ無理」はそのあと何の努力もいらなくなる恐い言葉。
夢を否定せず、「思うは招く」の姿勢でしっかりと、子どもにわかる言葉で話すことの大切さを痛感します。「だったらこうしてみたら?」とアドバイスのできる人でいたいですね!
貴重な方が来熊され、130人の子どもたちがお話を聞けたこと、新聞にも取り上げられていました。子どもたちにも知って欲しい。そして私たち大人も知ることが大切だと思います。
子どもの応援団であり続けるために・・・。
北海道の赤平町。行ってみたいな~!!
著書も出され、FaceBookでも発信されています。
YouTubeで動画もたくさんアップされています。
お子さんに何を伝えていけば良いのか…。覗いてみられませんか??
植松努さん著書 ⇒ 奇心を”転職”に変える空想教室 なか見!検索できます!
FaceBookページ ⇒ こちら!!
TEDでのスピーチで一躍有名になられました。 ⇒ TEDこちら!!
その他、YouTubeでもたくさんの動画がアップされています。