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  • 執筆者の写真すえふじ小児科

離乳食(食材の形)


先日受けた研修の中で、食べる実習がありました。

色々な切り方のきゅうり。

切り方で味わいがまったく違うこと。初めてじっくり味わいました。

厚めの輪切りが一番味がわかり、噛み応えあり、きゅうりのイメージそのもの。

スティック状もしっかり噛めて味もある。

薄切りになると、味が薄い!!そして、薄いと噛み切るのが意外と大変。

細かなものは自然と舌を使い口の中でまとめて咀嚼しています。

舌の機能が未熟だと、とても噛める状態ではなく、丸呑みになってしまう。

食べる機能を高める離乳食。ペースト状の次のモグモグ期は、柔らかい物を唇で捉え噛みとり、モグモグしながら奥に送りゴックンする。

この一連の動きを大切にすると、おうどんは切るのではなく、モグモグできる柔らかさで準備すること。細かくきざむ、切ることは丸呑みになってしまいます。

食べる機能が未熟なうちは、小さなもの、薄いものを噛み切る動作は難しいことを実感する研修でした。

ワンポイントアドバイス。

すりおろしたきゅうりはまずい!!!

離乳食のスタートは食材の味を、美味しく生かした形でスタートしたいですね。

皆が好き嫌いが少なく、何でも食べることができる子になりますように!!

次回は食べさせ方編をお届けします。

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