熊本小児保健研究会に行ってきました。
発達性読み書き障害、ディスレクシアについて、
国立成育医療研修センター こころの診療部、小枝達也先生のお話しがありました。
生まれながらの脳の障害とされている学習障害でもトレーニングで変わる。
緩和できる方法がありますとのこと。
成育医療センターでは、解読療法のアプリも作られています。
語彙指導と音読指導についてもわかりやすくお話がありました。
検査をして悪いところだけを注視するのではない。
何が悪いではなく、苦労していることは何かを探して欲しい。
と言われていたことが印象的でした。
音での理解は困らないディスレクシア。
大人の語彙から学ばせるとよいともおっしゃっていました。
学校の現場での取り組みも聴くことができ、とっても有意義な時間でした。
学習障害の診断がついても脳は発達する!!
病名ではなく、その子自身をみていくこと。
子どもの力を信じ、引き出すことができるサポーター、理解者は1人でも多いほうがいよいですよね!!
日曜の午後、定員100名のところ290名の参加者で、第2会場としてモニタールームが準備されていました。
熊本にもたくさんの熱意ある医療者、先生がいらっしゃること嬉しいですね。