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  • 執筆者の写真すえふじ小児科

離乳食の進め方  ④離乳完了期


いよいよ離乳完了期!大半の栄養を食事から摂取するようになります。

目安としては1歳~1歳半です。

♦こんな様子が見られたら離乳完了期に進みましょう♦

・バナナくらいの固さのものをしっかり噛んで食べれるようになった。

・手でつかんで食べるようになり、食事に対して意欲が増してきた。

♦離乳後期(1歳~1歳6ヶ月頃)唇・舌の発達

  自由に動かせるようになる。食べ物の形状によってつぶしたり、

   奥に運んだりする。

  奥歯が生えてくる。しかし噛むのはまだ前歯や歯茎が中心。

♦食べやすいかたさと食べさせ方

すこしの力を入れてつまむとつぶせる、バナナくらいの固さが目安。

5㎜くらいの大きさから始めます。慣れたら7mmくらいまで粗くしても大丈夫です。

自分で食べ物を手でつかんで口に運び、前歯でかじり。舌でつぶせないものは左右の歯茎で噛んで食べるようになります。

回数は3回。朝・昼・夕で食べるようになるので、みんなと一緒に食べる楽しさを伝えるためにも、可能であれば家族と同じ時間に一緒に食べるのも大切です。

「おいしいね」など声をかけながら楽しく食事をしましょう。

おやつをあげる時は、お菓子よりも、小さなおにぎりやバナナなどの軽食を与えるようにしましょう。

手づかみで食べることは、お母さんのお片づけは大変かもしれませんが、手でつかみ口に運ぶことは脳の発達や感覚機能、運動機能の発達にとても大切です。

手づかみだけではまだ充分に食べることはできませんので、手づかみさせつつ、スプーンで介助しましょう。最初は手づかみがメインですが徐々にスプーンを使えるようになりますので、子ども用スプーンを準備しましょう。

◎初めての食材は1日1食材。一口からはじめましょう。

 小児科があいている、平日の午前中に摂取されるのをおススメします◎

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